オーガーケーシング工法・リーダーレス工法
オーガーケーシング工法・リーダーレス工法とは?
最もオーソドックスな既製杭引抜き工法です。
これは、ケーシングによる削孔で既存杭と地盤との縁切りの後、杭にワイヤーをセットし引き抜く工法です。
本体機にリーダーを取り付けるかどうかによって「オーガーケーシング工法」と「リーダーレス工法」と呼び方が変わります。
これは、ケーシングによる削孔で既存杭と地盤との縁切りの後、杭にワイヤーをセットし引き抜く工法です。
本体機にリーダーを取り付けるかどうかによって「オーガーケーシング工法」と「リーダーレス工法」と呼び方が変わります。
■オーガーケーシング工法:本体機にリーダーを取付け、リーダーにオーガー減速機とケーシングをセット
■リーダーレス工法:本体機に直接オーガー減速機とケーシングをセット
イラストによる解説
※施工要領図のpdfデータはこちら
1.埋設杭の頭出し
引抜き杭の頭部を0.5m位までバックホウで掘削する。杭頭部に露出している鉄筋は、事前にガス溶接またはカッターで切断しておく。
引抜き杭の頭部を0.5m位までバックホウで掘削する。杭頭部に露出している鉄筋は、事前にガス溶接またはカッターで切断しておく。
2.ケーシングセット
重機組立後、敷鉄板等を配置し、転倒に十分注意してケーシングをセットする。
3.ケーシング掘削
ケーシングを回転させながら杭先端まで挿入する。
ケーシングを回転させながら杭先端まで挿入する。
4.ケーシング引き上げ
杭に挿入したケーシングを引き上げると、杭の周囲は完全に掘削され杭はただ立てただけの状態になり土との摩擦はなくなる。
5.ワイヤーセット
杭頭部分にワイヤーをセットし締め付ける。
6.引抜き・埋め戻し
ワイヤーを上げ、杭の引抜きを行う。引き上げ途中で上部杭を溶断して切り離す。引抜き完了後、砂又は指定材料で埋め戻す。